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筋萎縮性側索硬化症 謎の肩痛 草場鉄周

NHK総合診療医ドクターG【酒屋おやじが謎の肩痛
推理の鍵はアイロン?研修医が衝撃の診断】

◎ドクターG:草場鉄周(本輪西サテライトクリニック(室蘭)医師)
◎研修医(医師免許を取得して臨床研修を行なっている医師):
・高野裕樹(長野県・佐久総合病院)
・酒井さやか(福岡県・飯塚病院)
・安藤尚克(栃木県・自治医科大学附属病院)

●今回の患者…三浦耕造(58歳男性、酒店店主)

【基礎データ】体温36.1度、血圧144/88、脈拍回74/分

【主訴】肩が痛い
 親から引き継いだ酒店を切り盛りする58歳の男性。
 年のせいか、これまで軽く持ち上げていたビールケースが運べなくなった。
 なぜか肩が痛む。ドクターGからリハビリの指導を受け、続けてみたが…。
 2か月後、ドクターGは、男性のある異変に気づいた。いったい何の病気なのか?

【診断】筋萎縮性側索硬化症(ALS=amyotrophic lateral sclerosis)
 筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう・通称ALS)は、
 筋肉の萎縮と筋力低下をきたす神経変性疾患で、運動ニューロン病※の一種。
 全身の筋肉が衰え、体が動かせなくなる。視覚・聴覚・感情・思考は失われない。
 発症から2~3年で呼吸が出来なくなり、死に至る。50歳以上に多く発症し、
 国内患者数は約9000人。人工呼吸器の装着による延命は可能だが、治癒のための
 有効な治療法は確立されていない。
 ※運動ニューロン病…運動ニューロン(神経細胞)の変性を起こす病気。

 今回の患者・三浦耕造さんは、上位運動ニューロンと下位運動ニューロンの診察で
 腱反射が挙げられ、筋萎縮性側索硬化症(ALS)と最終診断された。

 今回のドクターG・草場鉄周医師は、人工呼吸器を使うときに考えていることは、
 医者として何ができるか、患者の経済面や家族のケア、本人の意思を考えており、
 この3点を押さえながら患者に寄り添っているという。

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